障害のある人のニーズ別に解説!6つの就労支援施設の種類と利用方法

障害者の働き方
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  • 「利用できる就労支援ってどんなものがあるの?」
  • 「就労支援の利用方法が知りたい」
  • 「就労支援は自分に利用できるのかな」

就労支援について調べてみるといろいろなサービスがあったり、利用方法もさまざまで迷ってしまいますよね。
私も過去、就労支援の情報の多さに圧倒されてしまいました。

このようなお悩みを持つ方に向けて、実際に就労支援を利用したことのある筆者が解決をしていきます。就労支援は正しく理解することで、仕事に対する強い味方になってくれます。

簡単に読めるようにまとめましたので、ぜひ最後までご覧くださいね。

※この記事は2020年10月時点の情報を元に執筆しています。

就労支援施設の種類6つ

就労支援施設の種類には、大きく6種類があります。障害のある人のニーズ別に解説いたします。

ハローワーク(公共事業安定所)

職業訓練の紹介や相談、職業相談などを展開しており、障害のある方には専門の窓口を設けています。ハローワークには求人を出している企業が多く、民間の求人サイトよりも障害者雇用の受け入れ先が多いことが特徴です。ハローワークに登録している人であれば、行ったその日のうちに相談を受けてくれるので、とても助かりますよ。

就労継続支援

一般の企業に就職することが難しい人たちに仕事場を提供し、社会復帰の手助けをすることが目的です。雇用契約を結ぶA型と、雇用契約を結ばないB型の2種類があります。

就労移行支援

一般の企業への復職を目指すことを目的としています。就職することだけでなく、職場への定着を目指す「就労定着支援」といった一連の流れを担います。パソコンやビジネスマナーといった、社会に必要なスキルを獲得することをサポートしてくれます。就労移行支援を展開している企業毎にカリキュラムが違ったり、個々の障害や疾患に合わせた配慮をしてくれることも。

地域障害者職業センター

全国にある職業適性のための職業評価や、障害や精神的な疾患を持つ人の支援や就職した後も、職場環境や仕事内容などに慣れるための支援を行う「ジョブコーチ」も派遣しています。また、職業が自分に合っているかのアドバイスをしてくれる「職業相談」を行っています。

障害者就業・生活支援センター

実際に私も利用したことがあるのですが、障害による日常生活の困りごとの相談や、職業訓練校の紹介などを行ってくれます。地域にもよりますが、すぐに相談できるわけではないため、事前の予約が必要になります。

障害者職業能力開発校

知的や身体に障害のある方が主になりますが、障害の程度が重度で、一般の職業能力開発施設に参加することが難しい人たちに向けて、障害や症状に合ったカリキュラムを提供するしています。また、一般の職業訓練校と同じく受給条件を満たせば、助成金を受け取ることもできます。

引用:厚労省 人材開発支援助成金(障害者職業能力開発コース)

就労支援を利用して社会復帰への第一歩を踏み出そう

まとめ

これまで、就労支援の種類と利用方法などをお伝えしてきました。ここまでのポイントを3つにまとめると

  • 障害や疾患を持つ方が利用できる就労支援施設は6つある
  • 就労継続支援、就労移行支援を利用するには手続きが必要
  • 就労継続支援、就労移行支援を利用するには条件がある

障害や、疾患などのために働くことが難しくなってしまった方にとって就労支援は一般企業への就職を手助けしてくれる強い味方です。

ぜひ利用して、ご自身の社会復帰の第一歩に役立ててみてくださいね、

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