最近になって、「ピアボーナス制度」という新しい報酬形態が注目を集めるようになりました。
Googleで導入されていることが知られたのを契機に、さまざまな企業がピアボーナス制度を使い始めています。
ピアボーナス制度を導入するには、専用のツールが必要不可欠です。
日本では特に、「OKWAVE GRATICA」のようなツールが人気を集めています。
とはいえ、
「OKWAVE GRATICAでは、何ができるのか?」
「初期費用はどれくらいかかるのか?」
「どのような効果が得られるのか?」
といった疑問を持っている人も多いでしょう。
本記事では、OKWAVE GRATICAの特徴や初期費用、導入事例について解説します。
OKWAVE GRATICAの特徴、評判
OKWAVE GRATICAは、「社員同士でサンクスカードを送り合うこと」をテーマにしたツールです。
使いやすい上に機能が充実しているという点で評価評判を集め、現在では500社以上が導入しています。
OKWAVE GRATICAでは、サンクスカードとともに「チップ」を添えることが可能です。
このチップは、スポンサー企業の商品などと交換できます。
チップとサンクスカードを報酬として提示することで、社員のモチベーション向上や動機付けをすることが可能です。
互いに感謝と称賛を送り合うようになり、従業員満足度や従業員幸福度も向上するでしょう。
サンクスカードのデザインは、なんと500枚以上。
デザインを選ぶことに面白味があり、楽しく継続できるというのもポイントです。
管理画面からは、サンクスカードの枚数や、動いたチップの枚数などを確認することが可能です。
管理画面で表示される統計を参照すれば、今後の組織開発やチームビルディングへのヒントが見つけられます。
社員同士の関係性や価値観などを、より正確に掴むことも可能です。
操作は非常にシンプルで、誰でもすぐに使えるようになります。
高性能かつ利便性も高いということで、500社以上での導入事例が存在します。
OKWAVE GRATICAの利用料金
OKWAVE GRATICAの利用料金は、以下のとおりです。
(引用:OKWAVE)
無料であるエッセンシャルプランでも、じゅうぶんにピアボーナス制度を運用することが可能です。
スタンダードプランについては、無料段階で試運転してから、利用の可否を判断するとよいでしょう。
OKWAVE GRATICAの導入事例:グローリーテクノ24の場合
(引用:グローリーテクノ24)
先ほども触れたとおり、同ツールは500以上の企業で導入され、大きな変化をもたらしています。
今回は数ある導入事例のうち、ひとつをピックアップして紹介します。
株式会社グローリーテクノ24は、「通貨処理」に関する事業を提供している企業です。
同社はOKWAVE GRATICA導入前から、ペーパーベースでサンクスカード制度を設けていました。
しかし制度が始まってから3年目、明らかに飛び交うサンクスカードの数が減少していることに気付きます。
やはりペーパーベースでは、「書くのが面倒」「集計が大変」というような問題がありました。
よって同社は問題を解決するため、OKWAVE GRATICAへ移行します。
移行後の管理画面を見つめる同社社員の黒原氏。(引用:グローリーテクノ24)
同社は、「移行してから、サンクスカードにかかる手間が大幅に削減された」と述べています。
よって、サンクスカードの量も増加しました。
ペーパーベース時代には、サンクスカードを出さない社員もいました。
しかしツール導入後は、積極的にサンクスカードを送るようになっています。
また東西に分かれているコールセンターとの間でも、サンクスカードがやり取りされるというような現象も起きました。
そして管理者側からも、「社員同士のつながりがはっきりと見える」と好評です。
今後も同社ではツールを利用し、さらなる施策を打ち出していく見通しになっています。
まとめ
- OKWAVE GRATICAは、サンクスメールを送り合うツール
- チップを追加すれば、ピアボーナス制度も実施可能
- 無料プランと有料プランがある
- 劇的な効果を得た導入事例も多数
働き方改革が進められていく中、会社には柔軟な立ち回りや、違いを認め合うチームビルディングが求められるようになりました。
そういった背景がある中で、ピアボーナス制度はメリットの大きいものだと考えられています。
そしてOKWAVE GRATICAは、ピアボーナス制度を成立させるうえで、たいへん重要な役割を果たす存在です。
もしピアボーナス制度を取り込むなら、OKWAVE GRATIVAの導入も同時検討してみましょう。