就労支援制度とは?4つのメリットと種類について

障害者の働き方
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  • 「障害者雇用面接を受けているが落ちてしまっている」
  • 「一般企業への就職を考えているが諦めてしまっている」
  • 「障害や病気を持つ自分が一般の企業で働けるのだろうか」

就労支援という制度自体を知らない方や、詳しくはわからないという方も多いのではないでしょうか。
しかし就労支援を正しく理解することは仕事の可能性を広げます。

私自身、障害と精神疾患を持っており、本当に就職できるのだろうかと不安を覚えた経験があります。
そのようなお悩みを持つ方に向けて、実際に就労支援に見学に行った経験のある筆者が解決!

A型B型などの違いも含め、簡単に読めるように解説していきますので、ぜひご一読ください。

※この記事は2020年10月時点の情報を元に執筆しています。

就労支援を受けるメリット

就労支援を利用することで受けられるメリットとは何?と気になる方も多いと思います。

そこで、メリットは主に4つあります。

精神的な居場所が1つ増える

就職に必要なスキルを獲得できる

強みと弱みを考慮した職場を専門員と相談して決めることができる

自分に適した福祉サービスを紹介してもらえる

1つずつ詳しく説明していきますね。

精神的な居場所が1つ増える

障害や病気を抱えると、自分の欠点が1つ増えてしまったような気がして心が不安になることもあるのではないでしょうか。
就労支援サービスは、同じような障害や病気を持っている方々が大勢通っています。
そのため、普段打ち明けられない悩みや相談事を他の利用者と共有することで自分の居場所を持てます。
居場所を1つでも多く持つことは、精神の安定にも繋がり病気の回復や障害の受容につながります。

就職に必要なスキルを獲得できる

就労支援は、一般企業への就職を目指す方々が通われることが多いです
事業所ごとに提供するサービスが違うため自分の目的に合った事業所を選択することで、やりたい仕事や憧れの仕事に繋がります。
私が見学に行った就労移行支援事業所は、ITのスキルに特化しているカリキュラムを組んでいるところでした。
具体的には、WebデザインやWebライティングといったスキルを習得することが可能。
専門的な知識やスキルを習得することができれば、安定的に仕事を獲得でき生活にゆとりがでますよ。

強みと弱みを考慮した職場を専門員と相談して決めることができる

1人で仕事を見つけるとなると、どのような仕事や環境が自分に適しているのかわかりません。
しかし就労支援には、就職に対する知見が豊富な専門員がいます。
二人三脚で求人を探すことで、自分の強みや弱みを考慮した職場選びが可能になります。

自分に適した福祉サービスを紹介してもらえる

障害や病気を持つと、様々な福祉サービスがあることがわかります。
しかし、1人でサービスを探すとなると膨大な情報量の前に圧倒されてしまうケースが多いもの。
しかし就労支援を利用することで、今の自分に適した福祉サービスにつなげてくれ時間の節約にもなります。

就労支援を利用して一般企業への就労を目指そう

ここまで、就労支援の内容や種類をお伝えしてきました。

今までの内容を簡単にまとめると以下の通りです。

  • 就労支援には就労継続支援(A型、B型)、就労移行支援の2種類がある
  • 就労支援事業所に通うとメリットが多い
  • 自分に合った就労支援事業所を選ぶ際のポイントがある

就労支援は障害や病気のある方を支援するために生まれたサービスです。
就労支援を活用して、ご自身に合った職場環境を手に入れてみてください。

ご自身の体調と相談して無理のない範囲で通所することを検討してみてくださいね。

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